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One Fine Day

音楽/映画/本/旅行/ジムの話から日々の些細なことまで
思いついたことを思いのままに書いてます
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本 『地球の中心までトンネルを掘る』


ケヴィン・ウィルソン (著) 芹澤 恵 (翻訳)

11編からなる短編集。どれもが個性的で、ちょっと不思議なストーリー。読みながら思わず笑ってしまったり、切なすぎて涙がこぼれそうになったり、怖くて背筋がゾゾッとしたり。なんだろう、それぞれの話の登場人物に寄り添っちゃうというか、身近な存在に感じちゃうというか、どこかちょっと自分も共感できるところがあって、みんな放っておけなくなる。愛しさを感じる。
思春期のモヤモヤや葛藤を描いた「モータルコンバット」や「ゴー・ファイト・ウィン」は、彼・彼女の幼さと初々しさがくすぐったくなる。がらくたと思われるようなものを展示してるおかしな博物館が舞台の「あれやこれや博物館」は、発想も話の展開も面白いしほのぼのする。「ツルが舞う家」は、母が遺した〈楢の木屋敷〉を巡って、ゲームのためにツルをひたすら折る仲の悪い兄弟のドロドロした話なのに、とても美しい映像が浮かぶ印象的な話。11編のどれも、発想がユニーク。柔らかくてほのぼのとした文体と雰囲気で読みやすい。一編読み終わるたびに、ふーっと息がこぼれて、しばらく余韻が続く。なんとも素敵な話ばかり。


| 本のハナシ | 22:07 | comments(0) | trackbacks(0) | |









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